気軽に、低コストでジョウロに絵を描いてみた
100円ショップで見つけたジョウロにトールペイントで絵を描きました。
物づくりをしていると、朝市やFesなどに出展する機会があります。
私が、主に制作するのは、織物のマフラーや小物です。マフラーなどは、材料費やかかる手間を考えると、安い価格で販売することができません。
そこで、立ち寄ってくださったお客様に、手に取ってもらえる価格の商品として、ペン立てや貯金箱などに、アクリル絵具で絵を描くトールペイントを施して、販売します。
絵を描くことは好きなのに、上手とは言えません。オタオタと描いた物ですが、どなたかの感性に触れ、その物が近くにあると楽しいと思ってくださるなら”良し”として、販売しています。
が、しかし~、トールペイントを始めたいと思った人は、ちょっと注意しましょう。ついつい、素敵にトールペイントされた作品を見て、同じように道具を揃えてしまったりすることもあります。
「失敗、失敗、難しくて、せっかく揃えた道具を使いこなせない!!」と、いうことにも・・・。
そこで、ちょっと考えて、スタートのハードルを低くすると、気軽に、低コストでトールペイントが楽しめる方法を見つけることが出来ます。
手順は次の通りです。
目次
1.トールペイントについて
2.トールペイントを始める:必要な道具を揃える
3.トールペイントを楽しむ:トールペイントをジョウロに書きました
4.トールペイントを始める:独学か教室で学ぶを選択する
1.トールペイントについて
トールペイントとは? という話題は、ネットに任せる方が、詳しく、解かりやすいようです。
そこで、お勧め記事に一度目を通していただきたいです。
この文献によるとトールペイントは、
・・・ヨーロッパからアメリカへ、移民の人々によって持ち込まれました。ヨーロッパの伝統的装飾技法を土台にして、木、ブリキ、ガラス、陶器、布などあらゆる素材に絵を描くことを総称して“トールペイント”または “トールペインティング”と日本では呼んでいます。・・・
となっています。
開拓の時代に、ブリキなどを利用して生活用具に用いるとき、装飾を加えたようです。
アクリル絵具ができて、広く知られるようになったようです。
2.トールペイントを始める:必要な道具
一時期、トールペイントは、趣味として多くの人に人気があったようです。今は、トールペイントに取り組む人が少なくなり、カルチャーとして学びの場も少なくなったように判断します。
とは言え、トールペイントの作品は、現代でも魅力のある、楽しいものであることに違いはありません。
トールペイントも絵を描く作業です。水彩画や鉛筆画などと同じく、気軽に始めることができます。
さあ、始めましょう!!
まず、初めての方が揃えたい基本的なものです。
●サンディングペーパー ●転写紙 ●ペーパーパレット ●トレーシングペーパ ●マスキングテープ ●シーラー ●メディウム ●仕上げニス ●スタイラス ●平筆2号・4号・8号・10号 ●丸筆2号・4号・6号・8号・10号 ●ライナー10/0号 ●セラムコート(アクリル絵具)フォレストグリーン・ホワイト・イエロー・ダークブラウン・レッド・ブラック・ブルー他必要に応じて追加
楽天市場 トールペイントの通販
道具やキッドが多数掲載されています。価格が300円~は、型紙として図案が販売されている物がありますので、商品説明を見落とさないでください。
トールペイントの道具を揃えるのに参考にしたいホームページです。 Art&Craftshop Picot(ピコット)
3.トールペイントを楽しむ:制作の様子を私のブログで話題にしました
今回は、東京ビッグサイトで開催された”HandMade in Japan Fes”に出展するために制作した「ジョウロのペン立て」の話題です。
作っている時の気持ちは、gooblogのemikolife 63話で表現しました。リンクを貼りましたので、クリックして、覗いていただけたら嬉しいです。
水彩画やトールペイントは、筆を使って描きます。筆の素材の違い、絵具の原料や塗り方の違い等々、その技法の違いはありますが、花や動物等‥見つめて描写し、色を使って表現する楽しさは同じですね!
4.トールペイントを始める:独学か教室で学ぶを選択する
始めようと思われた方が、近くにトールペイントを教える教室があるかどうか、解かりません。
デパートやショッピングモールなど、大きな商業ビルには、カルチャーが開設されていることが多いので、探すならこちらで見つかる可能性があるでしょう。
教室が見つからなくて、独学でとにかく始めようという方は、
株式会社アシーナ発売元
著者:ジーン・ヘンダーソン
アクリルペインターの為の用語と技法の解説書
絵具から溶剤についの解説から筆、アクリルペインティングについて解説してあります。
現在、楽天ブックスやAmazonでは見つけることが出来ませんでした。
参考情報:編集・発売 バイキングフォークアートパブリケーション社 創刊:1997年
もっといろいろな本が出版されていると判断されますが、上記2冊は、一応、参考にしていただいても良い本です。
トールペイントと一言に表現しても、大きい作品から、日常に使う小さな作品まであります。
トールペイントの作品集を開くと、家具や小物に描かれた花や景色などを見ることができます。
描いてみたくなることも、描けないと諦め気分になることもあるでしょう。
そこで、このページでお勧めしたのが、100均の店で購入したジョウロです。ブリキ素材なので、気に入らない出来上がりになってしまったら、ニスを塗る前に、描き直してもOKです。シンプルな絵柄に、色付けしただけでも楽しくなりますよ。
ただ、現在このジョウロは、店頭で見かけません。でも、きっと他のブリキの小さいバケツなどに、メモ入れやペン立てとして絵を描いても楽しいでしょう。
まずは、最少の道具揃えにして、楽しい小さな作品に取り組んでみるのはいかがでしょうか?
きっと楽しいお絵描きの時間になりますよ!!
おすすめコーナーです
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