あみぐるみ 編物

干支キットの『福福 飾り牛』を作ってみた

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来年の干支は丑です。

そこで、丑の編みぐるみを干支キットを使って作ってみました。

楽天市場 あみぐるみキット干支キット

キットを使うと手軽にできるし、短時間で仕上げる事ができると考えて、制作を開始しました。

ところが、思いのほか手間取り、難しいかな・・・?と自問したりしました。

それでも、なんとか出来上がりましたので、その制作過程を紹介します。

目次

1.干支キットを選ぶ

2.制作の様子

3.気づいたこと

4.まとめ

1.干支キットを選ぶ

楽天市場の「お買い物マラソン」で購入していた干支キットを、利用することにしました。

この時、購入した干支キットは、飾り牛とほのぼの俵牛君の2個です。

このうち、先ず、編みぐるみの「福福 飾り牛」に取りかかることにしました。

2.制作の様子

1)キットの内容です。

●毛糸 ベージュ・・40g=1玉 赤・・8g=1玉 グレイ・・6g=1玉、  ピンク・濃ピンク・・各3g=各1玉

●刺しゅう糸 緑・黄緑・・各4m 濃ピンク・茶・・各1m 金ラメ・・1かせ

●目ボタン(直径8㎜・黒)・・2個

●丸ビーズ(直径5㎜・金)・・2個

●ツイストコード・・50㎝

●カウベル(金)・・1個・手芸用綿・・20g

2)用意するもの

3/0号・4/0号かぎ針、とじ針、刺しゅう針、縫い針、縫い糸(白・赤・黒)、はさみ、目打ち、手芸用接着剤

3)出来上がり寸法 約高さ11.5㎝×長さ18㎝×奧行き9㎝

4)編み方要点  ①~⑧の手順で作ります。

※各糸・綿は、ロス分が含まれています。綿は加減をして詰めてください。

①頭は鎖目の作り目で目を作り、配色しながら細編みで編み、綿をつめます。

ピンクの毛糸で編み始め。(鎖4目)作り目をして、1目鎖編みで立ち上げ、1段は10目、2段目15目、3段目22目、4段目25目、5・6段目増減なし ここまでピンクの毛糸で編み、7段目はからは、ベージュに替えて編みます。

7段目はベージュ色の1段目になります。

ベージュ色1段目増減なし、2段目̠ー2目、3段目増減なし、4段目+3目、5段目+6目、6段目+1目、7段目+3目、8段目増減なし、9段目+1目、10段目増減なし、11段目+1目、12段目−6目、13段目ー1目、14段目ー7目、15段目ー7目、16段目ー7目 ベージュ色の段数。

15段目まで編んだら綿をつめ、16段目を編みます。絞り止めにしない。

②胴体は鎖目の作り目で目を作り、細編みでうず巻き状に編み、綿をつめます。

胴体(細編み・ベージュ色)編み始め(鎖10目)作り目。1段目22目、2段目+6目、3段目+6目、4段目+7目、5段目+8目、6段目+3目、7・8段目52目増減なし

9段目+1目、10・11段目増減なし、12段目+1目、13~15段目増減なし、16段目−1目、17段目−4目、18段目−6目、19段目−6目、20段目−6目、21段目−4目、22段目−2目(最後段数は25目)

綿をつめ、残した糸端で巻きかがりをする。

胴体のサイズ

③耳は、わの作り目で目を作り、細編みで編みます。同じものを2枚編み、根元を折って縫い合わせます。

耳 細編み・ベージュ2枚・4号かぎ針 耳には綿をつめない。

わの作り目、1段目6目、2段目+2目、3段目+2目、4段目+2目、5・6段目増減なし、7段目−1目(最終段は11目)

④足は、わの作り目で目を作り、細編みで編み、綿をつめます。同じ物を4枚編みます。

足 細編み・4枚・4号かぎ針

グレイの糸 わの作り目、1段目6目、2段目+6目、3段目+8目、4段目−6目 ベージュの糸 5~7段目増減なし(最終段は14目)

 

⑤つのは、わの作り目で目を作り、細編みで編み、残糸をつめます。左右1枚ずつ編みます。

つの 細編み グレイの糸 左右各1枚 4号かぎ針

わの作り目 1段目5目、2・3段目増減なし、4段目+1目、5段目+1目、6段目増減なし (最終段7目)編み終わりは糸端を約20㎝残す

⑥尾は、わの作り目で目を作り、細編みでうず巻き状に編みます。

尾 細編み ベージュ 1枚 4号かぎ針 綿はつめない

わの作り目 1段目6目、2~14段目増し目なし うず巻き状に編む。綿はつめない。

房をつける➡①8㎝のベージュの毛糸を20本カットして尾の周りに並べる。 ②縫い糸(白)で下から3段目の所にしっかり結ぶ(上下4㎝の部分)  ③上部の糸を折り返し、ベージュの毛糸を2回巻き縫いとめる。

⑦背中の飾りは、鎖目で作り目を作り、細編みで編みます。両端にフリンジをつけます。

背中の飾り 花モチーフ 松モチーフ 葉モチーフ

⑧頭に目ボタン、耳、つのをつけ、鼻、口の刺しゅうをします。

胴体に足、尾、頭を縫いつけ、胴体に背中の飾りを縫いつけます。

ツイストコードにカウベルを縫いつけ、首に巻いてリボン結びにします。

以上で、大まかな説明ですが、制作の様子の紹介は、終わります。

                      参照資料 デザイン/福村弘美

3.気づいたこと

今回制作した『福福 飾り牛』は、干支キットとして、楽天市場から購入しました。

これまで、物づくりを楽しむために、

「手軽にキットを利用してみましょう」

と、何度かブログでもお話ししましたように、自分でもチャレンジしています。

確かに、クラフトテープやラメルヘンテープなどを使ったバッグや小物作りは、キット使用で、手軽に制作を楽しめます。

が、今回の編みぐるみは、手こずりました。

単に、私の不得意な分野なのかとも思いますが・・

何に手こずったかと言いますと

毛糸が柔らかく、滑りがあり、撚りが緩いものだったこと。

この性質の合太毛糸を4号かぎ針で編むとかぎ針から毛糸が外れて、何度も引き直しをしてしまいました。

毛糸については、硬めに撚られたものを使うなど、自分の使いやすい毛糸を選べば問題ないと思います。

でも、糸の大きさと使う針の大きさは、的確に合うものが良いようです。

編みぐるみと言うように、輪に編んでいくことが多く、編み図が目で追いにくいことにも気づきました。

輪の編み図を目で追いかけていると、必ず途中で、他の段に目が逸れてしまい、正確な目数が拾いにくい訳です。

そこで、私は格段の編み目を数字で表示しました。つまり、

そのまま編み進む目は1、増し目は2、減らし眼は−2の3つの数字で丸く描かれた編み図を表示する訳です。

1は前の段の目と同じ数、2は前の段の1目に2目編み1目増やす、−2は前の段の2目を一度に引き抜き1目減らす、と決め事にしました。

最初にこの数字化の作業をすると、編み図を目で追うことなく編み進めていくことができました。

今回の作品は、小さなパーツが多く、手先の器用さが試されるなぁ・・と実感しました。

4.まとめ

今回の作品に点数をつけるなら60点と言ったところです。

キットを使用して、物づくりをするとしても、やはり、難しいところや根気のいるところがあります。

ただ、最初から材料や道具を揃えて、さあ、やるぞと意気込んだのに、次の制作意欲は失せてしまったという経験を、される方も多いと思います。

そうであれば、先ず、その作品に必要な材料や製図が整ったキットを利用されても良いかな・・とお勧めしています。

『福福 飾り牛』君も、出来上がったら、可愛いと思ってしまいます。

ぜひ、チャレンジしてください!

私は、次に購入済みの干支キット『ほのぼの俵牛君』の制作に入ります。

飾り牛君よりも大変そうですが・・・

出来上がりましたら、次のブログでご紹介したいと思います。

『福福 飾り牛』の購入は、楽天市場で可能です。お訪ねください。

楽天市場 あみぐるみキット干支キット

     

    

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