初めてでも編めたハーフミトン(指なし手袋)の紹介です
秋も深まってきました。
どんな冬が、訪れるのでしょうか?
今から、防寒グッズの準備はいかがですか?
従来なら、冬を前に手織りのマフラーづくりに精を出す時期ですが、今回は、編物に取り組んでみました。
目次
1.使用したテキスト紹介
2.ハーフミトンの作り方
3.応用作品
4.まとめ
1.使用したのは、NHKテキスト『すてきにハンドメイド』です。
『すてきにハンドメイド』参照
NHKテキスト『すてきにハンドメイド』を参照して作成しました。
先日、NHKテキスト『すてきにハンドメイド』(2017年版・11月号)を開いたら、ハーフミトンの編み方が掲載されていました。
このNHKテキスト『すてきにハンドメイド』は、毎月発行されていて、テレビでの放映と連動しています。
2017年版・11月号ですから古いテキストになりますが、今でも、バックナンバーとして、手に入るかもしれません。
●アンコール放送 スマホも打てる!北欧テイストのハーフミトン 作り方といったタイトルになっています。
そうなんですよね! 手袋をしていると、財布からお金を出すときやスマホを使うときに、いちいち手袋を外すことになり、面倒ですよね。
こんな時に、手袋をしたまま、指先が使えるハーフミトンは便利です。
さあ、そんなに便利なハーフミトンを自分で作ってみましょう!
テキストを開けると、誰にでも編めそうな編み図です。
手元には毛糸がたくさんあります。早速、取り掛かりました。
2.ハーフミトンの作り方
先ずはダイヤ柄のハーフミトンを編みます。
- 材料 : 並太毛糸 紺40g 白15g
- 4号4本短棒針(1目ゴム編み用)
- 5号4本短棒針(編込み模様用)
- 毛糸用とじ針 作り目用4号長針(短棒針使用可)
●編む手順
Ⅰ手首部分を編む
①作り目:一般的な作り方で作り目48目を作ります。
⓶4号針3本に作り目を16目ずつに分けます(1段目)。
③4本目の針で手首の部分を1目ゴム編み(表目+裏目)を輪に編みます。
④手首部分の出来上がり : 1目ゴム編みで23段編みます。
Ⅱ手のひらと甲を編む
手の平・甲 : 編込み模様を編みます。
①手首部分のゴム編みが終わったら、5号針にかえ、メリヤス編みを一段編みます。
②2段目からは、左手の人差し指に青と白の糸をかけ、下図の配色で編込み模様を30段編みます。
③図を参照して、16段目まで編みます。17段目が親指の位置になります。
④親指の位置は、左右のミトンで変わります。右側が26目~33目、左側が41目~48目になります。
⑤17段目の親指の8目は別糸に取り、休ませます。
⑥18段目の親指の目は、8目巻き目を作り、編込みを続けて編みます。
Ⅲ指先を編む
指先 : 手中の編込みが終わったら指先を編みます。
4号針にかえ、1目ゴム編みを5段編みます。
Ⅳ親指を編む
親指 : 17段目に休ませていた8目を4号針に取ります。
①さらに34目に針を入れ、糸を引き出して1目と巻き目の根元の穴に針を入れ、糸を引き出して1目ります。
②巻き目で7目編み、さらに25目の部分に針を通して、糸を引き上げます。
③親指の目数は8+1+1+7+1で16目になります。6目ずつ3本の4号針に分け、10段編みます。
※ゴム編みの最後は伏せ目にして、糸を切りチエ―ンつなぎをして、糸端を始末します。ゴム編みの始まりも糸を編み目に通して糸端を始末します。
出来上がりました!!
3.応用して模様を入れないハーフミトンを作りました
応用編です。
糸の良さを生かして、ゴム編みとメリアス編みだけで編みました。
材料
糸 : 野呂栄作作のシルクガーデン(グラデーション) シルク45% モヘア45% ウール10%
模様なしですから、目数と段数さえ覚えれば、編み図なしでも編めます。画像だけで紹介します。
使用している毛糸は、野呂栄作・シルクガーデンですから、毛糸の染めや感触が優れています。
模様が無くても、グラデーションを生かして編み進むと、素敵な配色が出来上がりました。
ただ、好みによると思いますが、左右の配色が異なって出てきます。
毛糸自体は、1本の糸で出来上がっている雰囲気を十分に出していますので、左右が違ったミトンだとは感じられません。
と言うことで、グラデーションの糸で仕上がっていますが、出てきた色合いが違います。
とても暖かい雰囲気のハーフミトンが出来上がりました。
糸が並太毛糸よりも大きくて、その分作品も大きくなりました。
でも、シルクとモヘア、ウールといった材料なので、手とミトンの間の空間は、温かく、心地よい仕上がりです。😂
4.まとめ
編み図まで掲載しました。
どうでしょうか?この文章だけで完成させることができますか?
ちょっと心配かなあ・・・ 全体図を入れておきます。
上記の手書きの図を参照して、全体図から目数と段数を覚えて編み始めてください。
このブログではダイヤ柄で紹介していますが、まず手始めには模様なしで編んでみましょう。
応用編で紹介していますように、グラデーションの毛糸を使うと、楽しい配色になり、思ってもいなかった絵柄にもなり、仕上げた喜びが倍増しますよ。
頑張って、模索して(?)仕上げてくださいね。
その結果、テキストを参照して仕上げた作品でも、自分だけの作品になります。
自作の防寒グッズで冬を温かくお過ごしください。
私は、作品に使う材料を楽天市場で購入することが多いので、ご紹介します。
これから、物づくりを楽しみたいと考えておられる方には、まず、キットからの取組みもお勧めします。
【楽天市場】毛糸のマフラーや帽子を手編みしたい方。編み図付きキットが盛りだくさん
NHKテキスト『すてきにハンドメイド』参照